ポチ:師匠〜、最近ホントに忙しいのに、全然お金が残らないんだよね。
作業してもしても通帳の数字がピクリとも動かないっていうか…。
師匠:はい出た、「貧乏ヒマなしスパイラル」。
その状態、体も心もボロボロになるから、早く抜け出さないとヤバいわよ。
ポチ:でも、案件はいっぱい来てるんだよ?どうすればもっと儲かるようになるの?
師匠:よーし、ポチ!
今日は「忙しいけど儲からない」状態から抜け出すマーケティングの戦略を、順番に教えてあげるわ!
【STEP1】「安すぎる案件」を捨てろ!
師匠:まずね、ポチ…安い仕事を頑張って数こなすってやり方、もう古いのよ。
たとえばこう考えてみて?
• 1件3万円のロゴ案件 × 月10件 → 売上30万円(しかもヘトヘト)
• 1件30万円のブランディング案件 × 月2件 → 売上60万円(余裕あり)
どっちが良いと思う?
ポチ:うわ…後者の方が時間もお金もゆとりあるじゃん…。
師匠:でしょ?
単価が低い仕事をいっぱい受けるって、「自分の価値を安売り」してるのと同じなのよ。
忙しいのに稼げない理由、それはマーケティングの「単価設計」が甘いから!
【STEP2】「なんでも屋」から卒業しろ!
ポチ:じゃあどうすれば単価を上げられるの?
師匠:そこで重要なのが、ポジショニング戦略!
みんなに「なんでもできます」って言っても、誰にも刺さらないのよ。
大事なのは、「誰の、どんな悩みを、どう解決できるか」を明確にすること!
たとえば…
• ×「ロゴもチラシもWEBもやってます!」
• ○「福岡の個人飲食店専門|売れるメニュー表デザイナー」
って感じで専門性を打ち出すと、単価も信用も上がるのよ!
ポチ:なるほど…「誰に向けたサービスなのか」を明確にするんだね。
師匠:そうそう!自分の「強み」×「相手の悩み」をかけ合わせるのがポイント!
【STEP3】発信内容を変えろ!
師匠:ターゲットが決まったら、次は発信の中身を変えていくよ!
ポチ:発信って、SNSとかブログのこと?
師匠:その通り!
でも、ただ投稿してるだけじゃダメ。「誰かの悩みを解決する情報」がないと意味ないの!
たとえば「飲食店オーナー向け」なら…
• 「お客さんが料理を選びやすくなるメニュー表デザイン3選」
• 「Instagramに載せたくなる看板メニューの撮影テク」
とか、相手のメリットが伝わるコンテンツを出していく!
ポチ:へぇ〜!自分アピールじゃなくて、「読んだ人が得する情報」って感じなんだ!
師匠:そうそう、“あなたのために”って姿勢が信頼を生むのよ!
【STEP4】利益が出る価格設計を!
ポチ:でも単価上げるの、やっぱり怖いかも…。
師匠:怖いのは「上げること」じゃなくて、計算してないことよ!
▼ 例えば…
• 制作にかかる時間:15時間
• 経費:2,000円
• 時給換算で理想は5,000円
なら、最低でも7万円以上は欲しいでしょ?
なのに「とりあえず3万でいいや」ってやるから、労働時間がただの消耗になるの。
ポチ:ちゃんと利益が出る設計しなきゃ、だね…。
師匠:そういうこと!
単価は「気合」じゃなくて「計算」で決める!これ、基本中の基本よ!
【STEP5】紹介とリピートで“回る仕組み”を作る!
師匠:あとね、毎月新しい案件探してると疲れるから、紹介やリピートで回る仕組みも大事!
▼ 具体的には…
• 最後に「また何かあればいつでもご連絡くださいね!」と一言添える
• 納品後に「事例紹介として掲載OKですか?」でポートフォリオに追加
• 2ヶ月後に「その後いかがですか?」のフォロー連絡
こういう一手間が次の仕事に繋がるのよ!
ポチ:うわ、オレ全然やってなかったかも…!
師匠:1人の顧客を大事にするだけで、集客コストがゼロになるってわけ。やらない手はないわよ!
まとめ!師匠の金言タイム
師匠:はい、今日のポイントまとめるわよ〜!
【忙しいのに儲からない状態から抜け出すための5ステップ】
✔ 安い仕事を捨てて、単価を上げる意識を持とう!
✔ 「なんでも屋」ではなく、ターゲットを絞った専門家になれ!
✔ 発信は「相手の悩み解決」にフォーカスしよう!
✔ 価格は“計算”で決める!利益を出す設計が命!
✔ 紹介&リピートで“勝手に回る”仕組みを作れ!
ポチ:うぉぉ〜!なんか今までの自分、めっちゃ無駄に頑張ってた気がする!
これからは戦略的に、そして利益重視でいくぜ!
師匠:いいね、その意気よポチ!
「儲かるデザイナー」は、忙しさより戦略と仕組みで勝負するんだからね!