ポチ:師匠〜!最近さ、うちのデザイン事務所でクライアントに提案しても「うーん、考えときます」ってなっちゃうこと多くてさ…。もうちょっと売上アップできる方法ないのかな?
師匠:それ、クロスセルのチャンス逃してるかもね。
ポチ:クロス…何?クロスバイクの仲間?
師匠:ちがーう(笑)!クロスセルっていうのはね、「今のお客さんに、ついでに他の商品・サービスも買ってもらうテクニック」よ。つまり、“買う気がある人”に、もう一個勧めるって話!
目次
1. クロスセルとは?一石二鳥の売上アップ術!
ポチ:え、でもそんなうまくいくの?ついでに買ってくれるとかさ…。
師匠:甘いわねポチ。たとえば、マクドナルド行ったとき「ポテトもご一緒にいかがですか?」って言われたことあるでしょ?
ポチ:あるある!なんか言われると「じゃあ…」ってなる。
師匠:そう、それがクロスセルよ!メインのハンバーガーに加えて、ポテトやドリンクも“ついでに”買ってもらう。
1人あたりの購入金額、つまり客単価を上げるテクニックなの。
2. デザイン事務所でのクロスセル実例
ポチ:うちの事務所だったら…どんな風に使えるかな?
師匠:たとえば、クライアントがロゴ制作を頼んできたとするでしょ?そのときに、
• 「名刺も一緒にデザインしましょうか?」
• 「SNS用のプロフィール画像もセットでご提案できますよ」
• 「ロゴの使用マニュアルもご希望ですか?」
って聞くの。これがクロスセル!
ポチ:あーなるほど!一緒にあると便利なやつを、こっちから提案するってことか!
師匠:そうそう。ポイントは、「相手にとって自然な流れで必要なもの」を差し出すこと。無理やりじゃダメよ。“気が利く”提案って思ってもらえると、信頼もアップ!
3. クロスセルのタイミングとコツ
ポチ:でも、いつ言うかも大事だよね?いきなり追加の話したら引かれそう…。
師匠:そーゆーとこポチ、いいとこ気づくじゃん!タイミングはめっちゃ重要。たとえば、
• 提案の最後にサラッと追加:「ちなみに、今ならこのセットでお安くできますよ」
• 納品時に次のステップを提案:「今回の成果物を活かすために、Webサイトのリニューアルもどうでしょう?」
この“自然な流れ”がクロスセルのキモね!
4. 具体例で学ぶクロスセル戦略(日本版)
師匠:他にも、いろんな業界で使われてるわよ~。日本での例を出すと…
- 美容室
「カット+カラー」に来たお客さんに
→「ヘッドスパもいかがですか?」
- カフェ
コーヒーを頼んだお客さんに
→「本日限定の手作りスイーツもご一緒にどうぞ!」
- ネイルサロン
ネイルの施術中に
→「ハンドクリームのケアセット、今ならお得ですよ」
ポチ:どれも自然!言われたら「じゃあついでに…」ってなりそうだわ。
クロスセルとアップセルの違いって?
ポチ:てかさ、アップセルって言葉もよく聞くけど、それとどう違うの?
師匠:いい質問!アップセルは「より高い商品を勧めること」。クロスセルは「別の商品を一緒に買ってもらうこと」。
たとえば…
• アップセル:普通のTシャツ買おうとしてる人に、「限定デザインありますよ」って勧めて、そっちを買ってもらう。
• クロスセル:Tシャツを買う人に、「このTシャツに合うキャップもありますよ」って言う。
この違い、ちゃんと理解して使い分けてね!
5. クロスセルがビジネスにもたらす3つのメリット
師匠:最後に、クロスセルのいいところをまとめるとね、こんな感じ!1. 既存客だから成約率が高い!
→ 新規開拓より圧倒的にラク!
2. 顧客満足度が上がる!
→ 「気が利くな〜」「親切だな〜」って思ってもらえる!
3. 客単価アップで利益増!
→ 1回の取引で利益が1.5倍になることもザラ!
ポチ:え、これって…やらない方がもったいなくない?
師匠:そうよポチ。クロスセルは“提案力”がものを言う世界。これができると、デザインだけじゃなくて「ビジネスの提案力あるな〜」って思われるわよ。
まとめ by 師匠!
さてさて、今日の授業はここまで!ポイントを復習するわよ!
✔ クロスセル=ついで買いを促すテクニック!
✔ デザイン事務所ではロゴ+名刺やSNS画像などが狙い目!
✔ タイミングは自然に、“気が利く”提案をするのがコツ!
✔ アップセルと違い、クロスセルは“別の商品を追加提案”すること!
✔ 既存客にアプローチするから成約率高&利益率UP!
ポチ:うおー!クロスセルって奥が深いな〜!オレ、今すぐ提案してみたくなってきた!