ポチ:師匠〜!この前SNS投稿がんばって更新したんだけど、全然反応なくてさ…。いい内容だと思ったのに、なんでだろ?
師匠:それ、ズバリ「誰に向けて書いてるかが曖昧」ってやつね。
ポチ:えっ…まさに「みんなに見てほしい」って思って書いたんだけど…!
師匠:出た〜「みんなに届けたい病」!ポチ、それじゃ誰にも届かないのよ。
ターゲティングとは?
師匠:ターゲティングっていうのはね、「誰に向けて届けるのか」を徹底的に絞り込むこと!
どんなに良いデザイン、いいサービスでも、
刺さる相手が不明確だったら、届かない!買われない!忘れられる!って話。
1.ターゲティングの重要性:例でわかる違い
師匠:じゃあ例を出すわね。
たとえば「健康志向のお弁当屋さん」があったとして、以下の2パターンのチラシどっちが反応いいと思う?
①「おいしい!ヘルシー!手作り弁当販売中!」
②「30代OL向け、残業後でも罪悪感ゼロ!糖質オフのヘルシー弁当、駅チカで受け取りOK!」
ポチ:②の方が、リアルに買いたくなる…!
師匠:でしょ?②は「誰の、どんな悩みに応えるか」が明確。だから刺さるの!
ターゲットを絞る=売れなくなる、じゃない!
ポチ:でもさ〜、ターゲットを絞るって、他の人に買ってもらえなくなる気がして怖いんだけど…。
師匠:そこ、みんな勘違いしてるけど、実は逆!“みんな向け”は“誰にも刺さらない”けど、 “誰か一人向け”は“他の人も惹きつける”。
たとえば「料理初心者の男子学生向けレシピブログ」があったら、
• 主婦も見る
• 一人暮らしのサラリーマンも見る
• 料理教室の先生がネタ探しで見る
「ピンポイントに届けたつもりが、広く共感を呼ぶ」っていうのがターゲティングの本当の力!
2.ターゲット設定のステップ5つ!
師匠:じゃあ、どうやってターゲットを決めるか?ステップ形式で教えるわ!
STEP①:理想のお客さんを1人思い浮かべる
• 性別
• 年齢
• 職業
• ライフスタイル
• 価値観や悩み
例:「都内在住の28歳女性・アパレル勤務・SNSで情報収集・おしゃれ大好きだけど忙しくて自炊できない」
STEP②:その人が抱えてる悩みや課題を考える
• 時間がない
• 健康が気になる
• 映えたいけど手間かけたくない
ここが商品やサービスの切り口になる!
STEP③:その人が「いいな!」と思う言葉を選ぶ
• 難しい言葉NG!
• 共感・悩みに直結するワードを!
例:
❌「低GI値の食品を活用した健康的食事設計」
⭕「食べても太りにくい!罪悪感ゼロのおしゃれ弁当」
STEP④:使うメディア・場所もその人目線で!
• インスタ?LINE?駅チラシ?雑誌広告?
ターゲットが普段見る場所にいないと、そもそも届かない!
STEP⑤:「この人に響くかな?」を常に自問する!
師匠:毎回投稿や企画を考えるときに、
「この文章、あの28歳のアパレル女子に刺さる?」
って確認するクセつけて!
ポチ:わっかりやすっ!超具体的な人を想像するのがコツなんだな!
3.ターゲティングの成功例(日本版)
師匠:ここで、日本でのターゲティング成功事例もいくつか紹介するわよ!
● サマンサタバサ
→ OL女子・20代向けの“モテ系バッグ”として圧倒的ブランド力!モデル起用や色味もターゲットにピッタリ!
● スタディサプリ(リクルート)
→ 「塾に通う時間がない高校生」に特化したオンライン学習。広告も“スマホで学べる”“短時間でOK”を強調!
● ローカルな美容室
→ 「子連れ歓迎!保育士さんが常駐してる美容室」としてママ層をガッチリ取り込み。ベビーカーOK・キッズスペース完備!
ポチ:どれも、「誰向けか」がはっきりしてるから覚えてもらいやすいんだね!
「ターゲットが決まれば、全部決まる」って本当?
師匠:結論から言うと…マジで全部決まるわよ!
• デザインの方向性
• 言葉選び(コピー)
• 写真・色合い
• 価格帯
• 出す場所(SNS・紙媒体・イベント)
ぜ〜んぶ、「誰に向けてるか」が決まれば、自然と決まってくのよ!
ポチ:えー!これってデザインの根っこでもあるじゃん!もっと早く知りたかった〜!
まとめ by 師匠!
じゃあ最後に、今日の学びをバシッとまとめるわよ〜!
✔ ターゲティング=「誰に届けるか」を絞ること!
✔ “みんなに届けたい”は誰にも届かない!
✔ 具体的な一人の理想の顧客をイメージせよ!
✔ ターゲットが決まれば、言葉・見せ方・出し方も全部決まる!
✔ 広く刺さるのは、狭く深く届けた結果!
ポチ:よっしゃー!これからは「誰に届けたいか」から考えるようにする!まずは“ターゲットの1人”を決めてみよっと!