ポチ: 師匠!会社でリーダーになる人って、どんな人が向いてるの?
「とにかく数字を出す人」
が評価されがちだけど、それって正しいのかな?
師匠: ポチ、良いところに気がついたわね!確かに、短期的な数字だけを見てリーダーを選ぶと、組織が崩壊することがあるのよ。
「自分さえ良ければいい」っていう利己的な人間を上に据えるのは、めっちゃ危険。
ポチ: えっ、そうなの?でも、数字を出すのは大事じゃないの?
師匠: もちろん大事よ。数字だけで評価してしまうと、下のメンバーを踏み台にするタイプの人間が出世しちゃうの。
そうなると、どうなると思う?
ポチ: うーん、下の人たちはモチベーションが下がる…?
師匠: そう!結局、そういう人がトップに立つと、部下は疲弊して離職してしまうのよ。
これ、めっちゃ怖い話なの。
組織って「みんなで達成する」ことで成長していくのに、リーダーが「俺の成果!」って感じで独り占めしちゃったら、誰もついてこなくなるじゃん?
「徳」のないリーダーはダメ!
ポチ: じゃあ、どんな人がリーダーに向いてるの?
師匠: まず大事なのが「徳」よ。人徳とも言うわね。
「この人と一緒に働きたい!」
って思われるかどうか。
ポチ: ふむふむ。
師匠: すごく優秀だけど、自分の手柄のために部下を使い捨てにするタイプの人間がいるとするじゃん?
ポチ: あー…いるかも。
師匠: そういう人が上に立つと、短期的には成果が出るけど、長期的には会社がボロボロになるのよ。
「一将功成りて万骨枯る」(一人の将軍が功績を上げるために多くの兵士が犠牲になったことを意味する慣用句)
ポチ: なるほど。そういう人がリーダーになると、組織全体が不安定になっちゃうんだね。
数字だけで評価するな!
ポチ: 結局のところ、会社って利益を出さないといけないわけじゃん?
師匠: そうね。でも、数字だけで判断するのは危険なの。
- お客さんへのフォローを徹底していて、売上はそこまで伸びていない社員
- 売上を伸ばすことだけを考えて、既存顧客のフォローを疎かにしている社員
どっちが長期的に見て会社のためになると思う?
ポチ: えっ、それは…前者のほうが信頼を積み重ねてるから、長い目で見たら価値があるよね。
師匠: そういうこと!だからこそ、経営者は「長期的・本質的・客観的」に人を見ないとダメなの。
短期的な数字だけを見て、「売上を出してるからすごい!」って評価しちゃうと、結局は会社の未来を潰すことになるわ。
まとめ!
「自分さえ良ければいい」人間はリーダーにしてはいけない!
短期的な数字よりも、人徳のある人を評価するべし!
長期的視点で、組織全体を成長させられる人を上に上げる!
ポチ: なるほど…リーダーって、ただ成果を出せばいいわけじゃなくて、組織全体を豊かにする役割を果たさないといけないんだね!
師匠: そういうこと!ポチも将来、リーダーになる可能性があるんだから、今のうちに「どんな人が上に立つべきか」しっかり考えておくといいわよ!
ポチ: 了解!今日も勉強になったよ、ありがとう師匠!