目次
1. 電子書籍(KindleやPDF販売)で収益化
電子書籍のメリット
- 印刷費や在庫リスクなし
- 世界中の読者に届けられる
- 一度作れば継続的な収益になる
具体的な販売方法
① Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)を利用する
AmazonのKDPを使えば、誰でも簡単に電子書籍を販売できる。手順は以下の通り。
- Amazonアカウントを作成
- KDPに登録
- 絵本のデータ(PDFやEPUB)をアップロード
- 価格を設定して販売開始
ロイヤリティは最大70%もらえるから、紙の本よりも利益率が高い。
② BOOTHやBASEでPDF販売
BOOTH(pixiv運営)やBASE(無料ECサイト)なら、デジタル商品としてPDF版の絵本を販売できる。自分のサイトやSNSで宣伝してダイレクトに販売すれば、手数料を抑えつつ利益を最大化できる。
③ 海外市場も狙う
Apple BooksやGoogle Play Booksを使えば、英語版の絵本を販売できる。特に北米市場は電子書籍が普及しているから、日本の絵本作家でもチャンスがある。
2. サブスクリプション型コンテンツ(ファンクラブ運営)
サブスクのメリット
- 毎月安定した収益が得られる
- コアなファンとの関係を深められる
- 他の収益モデルと組み合わせ可能
おすすめのプラットフォーム
① Patreon(海外向け)・FANBOX(国内向け)
ファンが月額で支援してくれるサービス。特典として以下のようなコンテンツを提供すると良い。
- 新作絵本の制作過程
- 限定イラストやスケッチ
- ここだけのストーリーや設定資料
② noteの定期購読プラン
noteの「マガジン機能」を使えば、定期購読型のコンテンツを配信できる。
- 毎月1本、新作絵本のエピソード公開
- 絵本作りのノウハウ記事
- 読者限定のイベント情報
3. オリジナルグッズ販売
どんなグッズが売れる?
- 絵本のキャラクターを活用したグッズ
- 子ども向けのアイテム(シール、ポーチ、Tシャツ)
- 絵本のポスターやポストカード
販売プラットフォーム
① SUZURIやBOOTHを活用
Tシャツやマグカップ、スマホケースなど、印刷・発送を代行してくれるサービスを使えば、在庫を持たずに販売可能。
② LINEスタンプ・着せ替えを作る
キャラクターがいるなら、LINEスタンプも収益化のチャンス。LINE Creators Marketに登録して販売しよう。
4. YouTubeやSNSでの発信
YouTubeを活用する方法
- 絵本の読み聞かせ動画を投稿(広告収益)
- 絵本の制作過程を公開(ファン獲得)
- コラボ動画やライブ配信で交流
SNSでの発信戦略
① Instagram・TikTokで短尺動画を投稿
- 絵本の1ページをアニメーション風に動かして投稿
- 絵本の登場キャラがしゃべるショート動画
② Twitter(X)で絵本制作の裏側を発信
- 制作のこだわり
- ファンとの交流
- フォロワー参加型の企画
5. オンライン講座・ワークショップ
講座の種類
- 絵本の作り方講座(構成・ストーリー作り)
- デジタルイラスト講座(絵本向けイラストの描き方)
- 個別コンサル(マンツーマンでアドバイス)
提供方法
① Udemyやnoteで講座販売
Udemyなら動画講座として販売可能。noteなら有料記事として提供できる。
② ZoomやDiscordでライブ講座
リアルタイムで質問できる形式のワークショップも人気。
6. 企業案件・コラボで収益化
企業案件の例
- 企業の商品PR用の絵本制作
- 教育機関向けの教材絵本
- 絵本キャラクターを企業のマスコットに
案件の獲得方法
① SNSやポートフォリオサイトで発信
企業から声がかかることもある。
② クラウドソーシングを活用
ランサーズやココナラで案件を受注するのもアリ。
7. NFTアート・Web3を活用する
NFTの活用法
- 絵本のキャラをNFT化して販売
- デジタル限定の絵本を発行
- ファンコミュニティと連携(NFT所有者限定特典)
販売プラットフォーム
- OpenSea(最大手のNFTマーケット)
- Foundation(アーティスト向け)
- Rarible(自由度が高い)
まとめ
絵本作家がインターネットを活用して収益を得る方法は、以下のように多岐にわたる。
- 電子書籍販売(KindleやPDF販売)
- サブスクリプション型コンテンツ(Patreon・FANBOX・note)
- オリジナルグッズ販売(SUZURI・BOOTH・LINEスタンプ)
- YouTubeやSNS活用(読み聞かせ動画・短尺動画)
- オンライン講座・ワークショップ(Udemy・Zoom)
- 企業案件・コラボ(PR絵本・教育教材)
- NFT・Web3(デジタル限定作品の販売)
これらを組み合わせれば、単発収益だけでなく、継続的な収益も作れる。ネットを活用して、自分の作品をもっと多くの人に届けていこう!