1人ビジネス!絵本作家がAmazonのKindleで収益を得る方法!

1. Kindleで収益を得る仕組み

Kindleで絵本を販売するには、「Kindle Direct Publishing(KDP)」というAmazonのサービスを利用するのが一般的。KDPを使えば、電子書籍(Kindle本)を自分で出版して販売できる。

主な収益化の方法は以下の2つ。

① 販売収益(ロイヤリティ)

絵本をKindleストアで販売し、売れた分だけロイヤリティ(印税)を得る方法。

  • ロイヤリティ率
    • 70%(販売価格が250円~1,250円の場合)
    • 35%(販売価格が99円~250円、または1,250円以上の場合)
    • フルカラーの絵本はデータサイズが大きくなるため、70%ロイヤリティを選ぶと「配信コスト」が発生(1MBあたり1.2円)。

② Kindle Unlimited(KU)・KDPセレクト

  • Kindle Unlimited(読み放題)に登録すると、読まれたページ数に応じて報酬が発生。
  • ロイヤリティとは別に「KDPグローバル基金」から支払われる仕組み。
  • 1ページあたり約0.5円~1円(変動あり)。

2. 絵本をKindleで出版する手順

① KDPアカウントを作成

Amazonの「Kindle Direct Publishing(KDP)」に登録(無料)。

  • Amazonのアカウントがあればすぐに登録可能。
  • 銀行口座・税務情報の登録が必要。

② 絵本データを作成

絵本の原稿を作る。以下の形式が使用可能。

  • PDF(一般的な方法、レイアウトを崩さずに保存できる)
  • EPUB(推奨形式、リフロー型・固定レイアウトどちらも可)
  • KPF(Kindle Createで作成可能)

※ フルカラーの絵本は「固定レイアウト(Fixed Layout)」がおすすめ。

③ KDPに原稿をアップロード

KDPのダッシュボードから、絵本データをアップロード。

  • タイトル、著者名、説明文、カテゴリー(児童書・絵本など)を設定。
  • 価格を設定(99円~50,000円まで可能)。
  • 「Kindle Unlimited(KU)」に登録するか選択。

④ 表紙を作成

  • 表紙は必須(推奨サイズ:2,560×1,600ピクセル)。
  • 「Kindle Cover Creator」を使って作ることも可能。

⑤ 販売開始

  • 提出後、72時間以内にAmazonで販売開始。
  • 販売開始後は、Amazonの販売ページで自分の絵本が表示される。

3. かかる料金(費用)

基本的にKindleで出版するのは無料。ただし、以下の点に注意。

  • KDP登録費用0円
  • 出版費用0円(印刷代なし)
  • ロイヤリティ配信コスト(70%ロイヤリティ選択時のみ)
    • 1MBあたり1.2円(データが大きいとコストがかかる)
    • 例えば20MBの絵本なら、1冊売れるごとに約24円の配信コスト発生。
  • 表紙や挿絵の作成費(外注する場合)
    • イラストレーターに依頼すると、1ページあたり5,000円~30,000円ほどかかることも。
  • 広告費(任意)
    • Kindle広告(Amazon広告)を使うと、1日500円~数千円でプロモーション可能。

4. 売れる絵本を作るポイント

① 表紙のデザインを工夫する

Amazonの検索結果で目立つために、表紙はしっかり作る。

  • カラフルで目を引くデザイン。
  • 文字が大きく、遠目でもタイトルが読みやすい。

② ターゲットを明確にする

  • 幼児向け(0~3歳) → シンプルなストーリー、色鮮やか。
  • 児童向け(4~7歳) → 少し長めの文章、学びがある内容。

③ SEO対策をする

Kindleの検索で見つけてもらうために、タイトルや説明文に**「キーワード」**を入れる。

  • 例:「寝かしつけ 絵本」「動物が出てくる 絵本」「ひらがな 絵本」など。
  • 説明文にも、どんな読者向けかを書くと効果的。

④ SNSやブログで宣伝する

  • X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、ブログなどで発信。
  • 制作過程を見せたり、絵本の一部を紹介すると反応が良い。
  • 無料キャンペーン(KDPセレクトの無料期間)を活用するのも有効。

5. 収益を伸ばす戦略

① シリーズ化する

  • 1冊だけでなく、シリーズで展開すると読者がリピートしやすい。
  • 同じキャラクターやテーマで複数冊作るとブランド化できる。

② ペーパーバック版も出す

  • KDPでは電子書籍だけでなく、**ペーパーバック(紙の本)**も出版可能。
  • 紙の絵本の需要も根強いので、売上アップにつながる。

③ 日本だけでなく海外市場も狙う

  • KDPでは海外でも販売可能(英語版やバイリンガル絵本を作る)。
  • 特に英語圏(アメリカ、イギリス)は電子書籍市場が大きい。

まとめ

師匠:絵本作家がKindleで収益を得るには、**「販売収益」「Kindle Unlimitedのページ読了報酬」**の2つの方法がある。KDPでの出版自体は無料でできるが、70%ロイヤリティを選ぶとデータサイズによって配信コストがかかることに注意。

売れるためには、**「表紙デザイン」「ターゲット設定」「SEO対策」「SNS活用」**が重要。さらに、シリーズ展開やペーパーバック版の発行で収益を伸ばすことも可能。

絵本作家としてKindleを活用すれば、低コストで世界中に作品を届けられるので、ぜひ挑戦してみてほしい。

商売の成功のカギ!ビジネスモデルの作り方の解説

ポチ: 師匠!ビジネスモデルって何?それに成功するにはどうしたらいいの?僕もなんかお店とかサービスを始めてみたいんだ。

師匠: ポチ、いい質問だね!ビジネスモデルはね、簡単に言うと”どうやってお金を稼ぐかの仕組み”のことよ。ただのアイデアじゃなくて、そのアイデアをどう実現するかを具体的に計画するのが大事。何を売るのか、誰に売るのか、どうやって売るのかを決めることがビジネスの基本。この設計が上手くいくかどうかで、結果の9割が決まっちゃうの。

ポチ: 9割!?そんなに大事なのか。例えばどんな仕組みがあるの?

師匠: 例えば、コンビニを思い浮かべてみて。コンビニって、便利さを武器にしてるでしょ?24時間営業で、飲み物や食べ物がすぐ手に入る。それがコンビニのビジネスモデル。便利さに価値を感じてもらって、お客さんに買ってもらう仕組みなんだよ。

ポチ: なるほどね!じゃあ、ビジネスモデルを作るときのポイントって何?

師匠: ポイントは大きく分けて3つあるわ。

  1. 誰に売るか(ターゲット)
  2. 何を売るか(価値提供)
  3. どうやって売るか(仕組み)

これらをしっかり考えることで、成功に近づけるの。具体的に説明していくわね。


1. 誰に売るか(ターゲット)

師匠: 商売を始めるなら、最初に考えるべきは「誰に売るか」。ターゲットを明確にしないと、どんなに良い商品を作っても売れないことがあるわ。例えば、おしゃれなカフェを開きたいなら、お客さんはどんな人?学生?オフィスワーカー?子育て中のママ?

ポチ: 確かに、それによって店の雰囲気やメニューも変わるよね。

師匠: そう!ターゲットが曖昧だと、全然違う方向に進んじゃうこともあるから注意よ。例えば、学生向けなら手頃な価格とおしゃれな内装がポイントになるけど、オフィスワーカー向けならWi-Fiや電源が使えることが重要になるわ。ターゲットを絞ることで、その人たちに響くサービスや商品を提供できるの。

ポチ: ターゲットに合わせた工夫が大事なんだね。


2. 何を売るか(価値提供)

師匠: 次に考えるのは「何を売るか」。これはただ物を売るだけじゃなくて、「その商品やサービスがどう役に立つか」を考えるのよ。お客さんにとってどんな価値があるのかを明確にするのがポイント。

ポチ: 例えば?

師匠: 例えば、ネットで売ってる手作り石けんを思い出してみて。ただの石けんじゃなくて、「敏感肌にも優しい」とか「自然素材100%」っていう特徴が売りなの。それが価値提供。お客さんが「これなら自分にピッタリ!」って思えるようなメッセージが必要よ。

ポチ: そうか。商品の特徴やメリットを伝えるのが大事なんだね。

師匠: その通り。だから、商品やサービスを考えるときは、ターゲットのニーズや悩みをしっかりリサーチすることが重要よ。


3. どうやって売るか(仕組み)

師匠: 最後は「どうやって売るか」。お店で売るのか、ネットで売るのか、それともどっちもやるのか。さらに、広告やSNSでどうやってお客さんに知ってもらうかも重要よ。

ポチ: 例えばどんな工夫をしてるの?

師匠: 最近はSNSを使ったマーケティングが流行ってるわね。インスタで商品を使ってる様子を投稿したり、キャンペーンをやったり。あと、口コミを広げてもらうために特典を用意するのもアリ。例えば、初回購入特典や友達紹介キャンペーンなんかが人気ね。

ポチ: なるほど!でもそれを全部やるのって大変そう。

師匠: だからこそ、「効率よく売る仕組み」を考えるのが大事なの。例えば、ネットショップなら自動で注文を受け付けて発送できるシステムを作るとかね。最初は大変に感じるけど、一度仕組みを作っちゃえば楽になるわ。


ビジネスモデルを作る10のフロー

ポチ: 師匠、それぞれのポイントが分かったけど、全部まとめるとどういう流れになるの?

師匠: いい質問!大まかには以下の10ステップで考えるの。

  1. ターゲットを明確にする
  2. ニーズを調査する
  3. 競合を分析する
  4. 提供する価値を決める
  5. 商品やサービスを設計する
  6. 価格を設定する
  7. 販売チャネルを決める
  8. プロモーション戦略を立てる
  9. 効率的に運営する仕組みを作る
  10. フィードバックを受けて改善する

ポチ: こうやって整理するとわかりやすいね。

師匠: このフローに沿って進めれば、失敗する確率はグッと減るわよ。何事も準備が9割だから、ここに時間をかけるのが成功の近道よ。


まとめ:ビジネスモデルのカギは設計段階にある!

師匠: ポチ、今回の話をまとめると、ビジネスモデルは「誰に」「何を」「どうやって売るか」を考えることが基本。そして、その設計に全力を注ぐことが、成功の9割を決めるってこと。

ポチ: 確かに、準備が大事ってことがよくわかったよ!これから僕もいろんなビジネスアイデアを考えてみたいな。

師匠: いいわね!何か思いついたら、いつでも相談してね。ビジネスは楽しいものだから、まずはワクワクしながら進めていくのが大事よ。世の中に役立つことをしながら、自分のやりたいことを叶えるって素敵でしょ?

ポチ: わかった!ありがとう、師匠!

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師匠と犬の自己紹介


師匠
元々はデザイナーだったが、独学で経営、マーケティングを学び経営者に、現在はデザイン事務所経営をメインに、副業でビジネスコンサル、福祉事業経営をしている。
自動で売れる方法を使い集客、求人を集め、自動化で会社を回している。
趣味は筋トレ、ゴルフ、料理、読書、散歩。
pochi
ポチ
デザイン修行中、師匠にデザインを学びながら経営、マーケティングを学び独立を目指している。
趣味は蕎麦打ち。

手っ取り早い『知識』の教材だよ。

『価値を伝えれば売れる』という話の具体的方法とツールを以下に公開していくので、学んでください。

あくまで部分的に取り入れるなどの独学だと失敗しやすいので、先ずは完璧にマネること、学ぶことは真似ぶこと。

守破離です、まずさひたすら基本を真似る、コレだけやるって事がなかなか出来ない人が多いです。

オリジナリティが必要なのは自分の商品の魅力だけです、それを伝える方法には型があるので、マネするだけにしてください。

まずは根源のライティング知識

ライティングがなぜ必要なのかっていうと、答えは明確よ。
ネットの世界は9割が文字でできてるってわけ。だから、文章はネットビジネスで稼ぐための必須スキルなのよ。
ライティングを学ばないってことは、武器を持たずに戦いに行くようなものなの。

そして集客してたくさんの人に読ませる

これは重要だから、しっかり聞いてね。
人がたまたま集まってくるのを待つんじゃなくて、こちらから狙ったターゲットを集めるのがポイントよ。自分の商品に興味のある人を、意図的にこちらから集めてくる方法なの。
ほとんどの人は集客の必要性は知ってるけど、実際に集客を学んでいないの。だから、集客ができるようになれば、かなり有利になるわ。

WEBを普通に編集できれば十分

WEBを作成するプロになる必要はないわ。
WordPressで簡単に編集できるレベルで十分。
自分の書いたライティング文章をワードプレスに載せられるだけで『ビジネス』にはなるの。
基本だけ学べばいいので深く考えないでやってみてきっと出来るから。

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