理想のクライアントを導き出す話

理想のクライアントを見つける方法

ポチ: 師匠、理想のクライアントを見つけるのってどうすればいいの?うちのデザイン事務所にぴったりのクライアントを集めたいんだけど。

師匠: ポチ、それはとても大事な質問ね。理想のクライアントを見つけるには、まず自分たちがどんなクライアントと仕事をしたいのかをはっきりさせることが重要なの。ここからステップごとに教えてあげるわ。

ポチ: ステップごとに?具体的にどうやるの?

師匠: まずはステップ1、収益性を考えるの。既存のクライアントをリストアップして、どのクライアントが一番利益をもたらしているかを確認するのよ。例えば、最近3年間の取引額を比較してみるといいわ。

ポチ: 収益性の高いクライアントを見つけるんだね。でも、利益が出ないクライアントもいるよね?

師匠: そうなの。だから、次にそのクライアントたちがなぜ利益を生み出していないのかを分析するの。どんな取引形態や商品が収益性に影響しているかを見極めるのがポイントよ。例えば、過去に取引していた田中さんのケースでは、大量注文があったけど単価が低すぎて、実はほとんど利益が出ていなかったの。

ポチ: なるほど、無駄な取引に時間を使わないようにするんだね。

師匠: その通り。そしてステップ2は、推薦者に当たりをつけること。収益性の高いクライアントの中で、他の人にも自社の商品やサービスを推薦してくれる人たちを見つけるの。

ポチ: 推薦してくれるクライアントがいると、信頼も増すし、新しいクライアントも増えそうだね。

師匠: そうよ。例えば、鈴木さんは私たちのサービスをとても気に入ってくれていて、彼女の友人たちにも積極的に紹介してくれているわ。鈴木さんのような推薦者がいると、新しいクライアントも自然と増えてくるの。

ポチ: そうか、具体的な推薦者を見つけるのが重要なんだね。

師匠: そう。そして次はステップ3、デモグラフィックを調べること。推薦者となるクライアント層がどんな属性を持っているのか、年齢や収入、居住エリアなどを細かく分析するの。例えば、30代の女性で、都心に住んでいるクリエイティブな職業の人が多いとかね。

ポチ: それでターゲットとなる顧客層を具体的に絞り込むんだね。

師匠: そう。そしてステップ4はクライアントの行動を研究すること。例えば、ターゲットとなる顧客がどんなイベントに参加しているか、どんな情報を検索しているかを調べるの。例えば、テクノロジー系のカンファレンスによく参加する人が多いなら、そのイベントに出展したり、参加者と交流を持つのが有効よ。

ポチ: 具体的な行動パターンを把握するのか。それは面白いね。

師匠: そうよ。そして、インバウンド・マーケティングを活用するのも効果的。自分たちのサイトやブログで有益な情報を発信して、顧客が自然と興味を持ってくれるようにするの。例えば、ブログにデザインの最新トレンドや成功事例を載せると、検索エンジン経由で多くの見込み客が訪れるわ。

ポチ: なるほど、情報発信も大事なんだね。

師匠: その通り。最後のステップ5はペルソナを作ること。理想のクライアントの特徴を具体的な人物像として描くの。名前を付けたり、絵を描いたりして、誰もがその人物像を鮮明にイメージできるようにするの。例えば、「佐藤花子さん」という名前をつけて、30代、都心在住、ファッションに敏感な女性、といった具体的なプロフィールを作るの。

ポチ: 例えば、「山田太郎さん」みたいに具体的な名前をつけるんだね。

師匠: そう。それでマーケティング戦略を考えるときに、「これは山田太郎さんに響くだろうか?」と考えるといいわ。こうすることで、誰に向けて発信しているのかが明確になり、効果的なマーケティングができるの。

ポチ: なるほど、具体的なイメージがあるとわかりやすいね。

師匠: そして、ソーシャルメディアも活用するの。顧客が何を投稿しているかを見て、どんなことに興味があるのかを深掘りするのよ。例えば、Twitterで何を食べたかを投稿している情報でも、その人の生活スタイルがわかるわ。

ポチ: 確かに、日常の投稿からいろんなことがわかりそうだね。

師匠: その通り。例えば、Instagramでよく旅行の写真を投稿している人なら、旅行が好きな傾向があるとわかるわね。そこから、旅行に関連するデザインやサービスを提案することができるの。

ポチ: なるほど、ソーシャルメディアの投稿からも情報が得られるんだね。

師匠: そうよ。最後に、要点をまとめるわね。


要点まとめ

  1. 収益性を考える: 収益性の高いクライアントをリストアップし、無駄な取引を見直す。例えば、過去3年間の取引額を分析し、利益の出ない取引を改善する。
  2. 推薦者に当たりをつける: 他の人に自社の商品を推薦してくれるクライアントを特定する。例えば、既存のクライアントの中で、自社を積極的に紹介してくれる人を見つける。
  3. デモグラフィックを調べる: 理想のクライアント層の属性を細かく分析する。例えば、30代の女性、都心在住、クリエイティブな職業の人たちなど。
  4. クライアントの行動を研究する: ターゲット顧客の行動パターンを把握する。例えば、どんなイベントに参加しているか、どんな情報を検索しているかを調べる。
  5. ペルソナをつくる: 理想のクライアントの具体的な人物像を描き、マーケティング戦略に活かす。例えば、「佐藤花子さん」という具体的な名前とプロフィールを作成する。
  6. ソーシャルメディアで解像度を上げる: 顧客のソーシャルメディア投稿を分析し、詳細な情報を得る。例えば、TwitterやInstagramでの投稿内容から、顧客の興味や生活スタイルを把握する。

師匠: これで理想のクライアントを見つけるための基本はバッチリね。ポチ、これを参考にして頑張ってね!

ポチ: ありがとう、師匠!早速やってみるよ!

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師匠と犬の自己紹介


師匠
元々はデザイナーだったが、独学で経営、マーケティングを学び経営者に、現在はデザイン事務所経営をメインに、副業でビジネスコンサル、福祉事業経営をしている。
自動で売れる方法を使い集客、求人を集め、自動化で会社を回している。
趣味は筋トレ、ゴルフ、料理、読書、散歩。
pochi
ポチ
デザイン修行中、師匠にデザインを学びながら経営、マーケティングを学び独立を目指している。
趣味は蕎麦打ち。

手っ取り早い『知識』の教材だよ。

『価値を伝えれば売れる』という話の具体的方法とツールを以下に公開していくので、学んでください。

あくまで部分的に取り入れるなどの独学だと失敗しやすいので、先ずは完璧にマネること、学ぶことは真似ぶこと。

守破離です、まずさひたすら基本を真似る、コレだけやるって事がなかなか出来ない人が多いです。

オリジナリティが必要なのは自分の商品の魅力だけです、それを伝える方法には型があるので、マネするだけにしてください。

まずは根源のライティング知識

ライティングがなぜ必要なのかっていうと、答えは明確よ。
ネットの世界は9割が文字でできてるってわけ。だから、文章はネットビジネスで稼ぐための必須スキルなのよ。
ライティングを学ばないってことは、武器を持たずに戦いに行くようなものなの。

そして集客してたくさんの人に読ませる

これは重要だから、しっかり聞いてね。
人がたまたま集まってくるのを待つんじゃなくて、こちらから狙ったターゲットを集めるのがポイントよ。自分の商品に興味のある人を、意図的にこちらから集めてくる方法なの。
ほとんどの人は集客の必要性は知ってるけど、実際に集客を学んでいないの。だから、集客ができるようになれば、かなり有利になるわ。

WEBを普通に編集できれば十分

WEBを作成するプロになる必要はないわ。
WordPressで簡単に編集できるレベルで十分。
自分の書いたライティング文章をワードプレスに載せられるだけで『ビジネス』にはなるの。
基本だけ学べばいいので深く考えないでやってみてきっと出来るから。

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